おすすめの本⑥「里親と特別養子縁組 制度と暮らし、家族のかたち」

本日おすすめする本は、林浩康著「里親と特別養子縁組 制度と暮らし、家族のかたち」です。
2024年10月、中央公論新社から発刊された新しい本です。

林浩康先生は、これまで当センターの養子の日の啓発イベントや委託家庭向けのフォローアップ講座に講師としてお招きしており、里親家庭で育った方や特別養子縁組当事者へのインタビューをもとに、制度上の課題や展望などについてお話してくださっています。

この本では、社会的養護が必要な子どもたちの背景やその子どもたちを家庭に迎え入れる里親や養親になるとはどういうことか、中途養育や出自を知る権利、地域で子どもを育んでいくことなど幅広い視点について、事例をもとにわかりやすく解説されています。

里親や特別養子縁組を検討されている方、里親や養親としてお子さんを家庭を迎え入れて子育て真っ最中の方、福祉や教育を学んでいる学生さんなど、多くの方に手にとって読んでいただきたい本です!