ライフストーリーワーク
皆さんは「ライフストーリーワーク」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
ライフストーリーワークは、自分自身の生い立ち等を振り返り、「過去-現在-未来」をつなげていく作業のことをいいます。自分がどこでどのように生まれたのか、なぜ生みの親と離れて暮らすことになったのかなど、子どもにとって人生の根幹にまつわる事実を、重要な他者と共有することによって、自分の存在や人生を肯定的に捉えていくために行われる取り組みです(子どもを支える家庭養護のための里親ソーシャルワーク/伊藤嘉代子・福田公教編著より)。
当センターでもアフターフォローとして、養子縁組里親さんから真実告知やライフストーリーワークについてのご相談を受けていますが、真実告知やライフストーリーワークを実施することが目的ではなく、そのプロセスを寄り添い、一緒に考えていきたいと思います。
11月には当センター主催の「養子縁組里親家庭のための真実告知・ライフストーリーワーク」の研修を企画しています。
参考図書
子どもに寄り添うライフストーリーワーク <社会的養護の現場から>
園部 博範 , 秋月 穂高 編著
※才村眞理先生が推薦しています。