おすすめの映画「ベイビー・ブローカー」

6月末から上映されている「ベイビー・ブローカー」という映画を見てきました。
舞台は韓国。赤ちゃんポストに預けられた一人の赤ちゃんをめぐり、色々な立場の大人が登場します。その中で、登場人物それぞれが背負うもの、悲しみ、愛情など、一つの決断の背景にある心の揺れ動きが感じられる映画だったように思います。

古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。

一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。〈赤ちゃんポスト〉で出会った彼らの、特別な旅が始まる―。

【公式サイト】https://gaga.ne.jp/babybroker/ より
ベイビーブローカー画像