「養子と里親を考える会」定例研究会に参加
3月8日に「養子と里親を考える会」主催の第149回定例研究会に参加しました!
「養子と里親を考える会」は、養子制度および里親制度に関心をもつ市民、研究者、実務家が任意に集まって1982年11月18日に発足した会です。社会的な保護または養護を必要とする子どもの幸せ(ウェルビーイング)を考え、子どもと家庭福祉の総合体制における養子縁組、里親委託、その他子ども家庭福祉のあり方をさまざまな角度から研究し、制度及びサービスを改善・改革することを目標として研究活動を続けています。
(https://sites.google.com/site/kangaerukaisince1982/home より)
今回の定例研究会では、「養親子の心理的葛藤と親子関係の構築」をテーマに、養子と里親を考える会理事の森和子さんと特別養子縁組でお子さんを育てられている弁護士の橘高真佐美さんの講演を拝聴しました。
血縁を超えて親子になる過程での養親と子どもの心の変容、出自を知る権利の話などとても興味深い内容で、特別養子縁組家庭に伴走するフォスタリング機関としても新たな気づきがあり、充実した時間となりました。
これからも当センターは、子どもたちと養子縁組里親さんの気持ちに寄り添って伴走していけるよう、さまざまな研修等に参加し、知識やスキルをアップデートできるよう精進して参ります。